水曜日, 3月 28, 2007

グレートアルゼンチン③; ウシュアイア編

最近ちょっと忙しくて更新がやや遅れております。
来週あたりから時間ができますのでもっといろい
ろ投稿していきますね。

さて、今回もアルゼンチン旅行記。大自然第2弾
のウシュアイア編です。

ウシュアイアというのはパタゴニア地方でも最南
端に位置しますが、世界でもっとも南にある都市
だそうです。名産品はカニです。

南極へのクルーズはここが拠点になるようで、
冒険好きでごった返しになる夏、活気に溢れて
いました。


海から眺めたウシュアイア











目玉は国立公園と、国立公園に向かう時に乗
る世界の果て号という蒸気機関車です。

なんでも昔まだウシュアイアが囚人の流刑地
だった時代、囚人によって作られたものだそう
です。戦争後に、シベリアに抑留された日本人
がツンドラ地帯を拓いて作った線路に通じるも
のがあります。


これが機関車











結構長い時間乗っていました。ちょうど前の席
に座った3人組のおじさんおばさんはカリフォル
ニアからいらした方たちで、打ち解けていろい
ろ質問攻めにあいました。

別れる前、最後にそのうちの一人がおっしゃったの
は、


できるだけ多くの旅をしなさいね
(できれば若いうちに)



というシンプルなメッセージでした。

今回アルゼンチンに来て強くそれを感じていた
だけに、強く心に残ったメッセージでした。

さて、機関車を降りて国立公園内を歩いたりバ
スで移動するのですが、今回もカラファテ同様
に、現地のツアーです。現地ツアーだと、海外
にどっぷりつかることができるので、筆者は好
きです。



こんな山地をのんびり歩いていきました











今回(ついに)役に立ったものがあります。





双眼鏡





です。実はこれ、このブログで紹介したアイテ
ムで、なかなか活躍の場がやってきませんで
した。

実はカラファテの氷河観光の時には、スーツ
ケースの奥に入れっぱなしにしてしまい、気づ
いたのは出発してから。

あの大氷河をくっきり拡大してあげなかったの
は残念でしたが、ようやく日の目を見ました。
気分はさながら野鳥の会です。いやぁ、爽快
ですよ、目視ではゴミみたいにしか見えない
遠くのものがレンズを通すとくっきり動きまで
見えるというのは。

あまりに大活躍だったので、世界最南端にい
ることを示す標識の前では、この双眼鏡も一
緒に写真に写ってやりました。

さて、この国立公園観光は午後2時くらいまで
で、町まで戻って解散です。

筆者はその後、運河クルーズのチケットを持っ
ていたので、船に乗ってきました。


これに乗ったわけじゃないですよ(これは貿易船)











3時間を越えるクルーズで、だいぶ堪能しました。
何を堪能したかというと・・・


鳥クンとアシカクン












野生のアシカ、初めて見ましたが怖いです。
大量に、死んだように寝ていました。

このクルーズが終わり、世界の果て美術館
で特別なスタンプが押された葉書を買って、
妻と私の実家に送りました。

夜はホテルのレストランで魚料理を食べまし
たがうまいのなんのって・・・あんな女の子の
肌みたいな白身魚食べたの久しぶりです。

こうしてウシュアイアの夜も更け、いよいよ
次の日から大都会ブエノスアイレスへと移
ります!!


今日の激写;
本文中にちりばめました