土曜日, 10月 29, 2016

車でフランス、パリディズニー① :Itinerary

10月終わりのハーフタームに休暇を取って
フランスに車で行ってきました。


イギリスでない場所の運転や海外のディズ
ニーということで行く前から緊張しましたが、
行ってみれば何のことはない、そこは先進
国のフランス。困ることはありませんでした。

ディズニーはハロウィーン仕様でとてもカラ
フル。ドライブの方は、紅葉の美しい田舎町
を時速130キロで抜けて行きます。

あっという間に過ぎた4泊5日。新しい経験
が多く、非常に中身の濃い旅行でした。






パレード前のメインストリート




























同じ位置から城を見るとこう


































ドライブはとにかく速い





























旅行記①は全体予定と旅のヒント。


1日目;

移動メインでした。朝は7時半出なのでそう
早くないです。

まずイギリス内を2時間ほど運転してユーロト
ンネルのイギリス側、フォークストンまで行き
ます。

ユーロトンネルはハーフターム最初の日曜と
いうこともあり、かなり混んでいました。

列車に乗るまでに50分以上。通常でも最低
30分は見る必要があります。セキュリティチ
ェックと出国手続きもあります。








サービスエリアはぎっしりの車。






























そこから車ごと列車に載せてフランスに渡り
(カレーという場所)、初日のホテルまで3時
間運転。空いてて速い。気持ち良いです。

4時前くらいに到着。雨が降ってきました。
気温はロンドンと大差なく15度くらいでしょう
か。

夕食はディズニービレッジという入園無料の
パーク外(と行っても実質一部 -隣接)エリア
(日本のイクスピアリをよりディズニー色を強
めた飲食・エンターテイメント・ショッピングエ
リア)で。




2日目;

朝食後、この日と3日目に泊まるディズニー公
式ホテルに車ごと移動。チェックインと各種チ
ケットを受け取り、ディズニー三昧開始。

この日はパークのみ。


3日目;

エクストラマジックアワー(一般開園の10時で
はなく、8時から入れる公式ホテル宿泊者の
特典)を利用してひたすらパーク。


4日目;

ランチまで、エクストラマジックアワーでのパ
ークと、スタジオの掛け持ち。

2時にホテルを出て、この日の宿泊地アミア
ンへ。

フランスで最も大きいと言われる大聖堂があ
る街です。世界遺産。










正面。確かに大きく荘厳極まりない。






































そのままイギリスに帰る選択肢もあったので
すが、ディズニーランドに何時までいることに
なるか分からなかったのと、せっかくフランス
に来たので、ディズニー以外にどこか1泊は
して行きたかったという筆者の希望。

北西部に行くには遠すぎで、東部には何も
なさそうだったのでアミアンかリールあたり
しかチョイスはなかったですが。









アミアンの街。風情があります。こじんまり。





























パリ真北。ディズニーからは2時間ドライブ。









5日目;

アミアンを出て家路へ。

カレーまで2時間また高速に乗り、トンネルを
渡って自宅までまた2時間ほど。

イギリスに入ると制限速度が70マイルになる
上、車が増えるので運転は窮屈に感じます。

午後3時くらいに無事帰宅。












こうしてあっという間に過ぎた5日間。車での
フランスは思った以上に楽しく、快適。これ
は今後の旅の広がりを持ちたくなります。



ディズニーは、東京の高いレベルよりは・・と
よく聞きますが、そうは感じませんでした。む
しろ、こちらの口コミレベルに高い満足感を
得ました。

コアなファンは粗探ししてしまうのかもしれず、
海外ね、と感じるのかもしれません。

もしくは、筆者がこちらのイマイチなサービス
レベルに慣れているので、日本との違いを
ギャップとして感じなかったのかもしれません。

ただ言えるのは、キャストさんはいつでも笑
顔で優しく、話を聞いてくれて、不快な思い
ややっぱり海外レベルか、ということはなか
ったです。

2年前に東京のディズニーランドホテルに泊
まって、いやでも期待値は高かったこちらの
公式ホテルも、期待以上のサービスとスタッ
フレベル。要望も色々対応してくれて、気持
ち良かったです。










次もここがいいと思わせるホテルでした。



























最終日にラゲッジを預けたのですが、筆者
が帰ってくる時間までそら覚えしていたのは
むしろ驚きました。出発時にはメモなど取っ
てもおらず、いつでもいいぜと軽く言ってい
たあのオヤジが、受け取りの時に、時間通
りに帰ってきたねと言われた時は、こいつ
やるなと思いました。何人もお客はいるだ
ろうに。







旅のヒント;




・フランスのドライブ旅行は予想以上に楽。
マナーも悪くない。都市部も左右逆だけで
思った以上にスムーズ、ただ道が狭いの
でゆっくり走る必要があります。公的駐車
場はイギリスもそうですが、コインのみの
場所が多く小銭が必須。都市部はホテル
の専用駐車場がないところもあり、事前
に探して特定した方がよいです。

・フランスはキロ表示です。マイル表示
ではないので、ユーロトンネル内で、
イギリスのマイル表示から修正するの
がよいでしょう。

・イギリス在住者であれば、電車や飛行
機よりも車の方が格段にいいと思いました。
何より荷物(特に水やお酒!、お土産)を
載せ放題ですし、寄り道も簡単。特に、
水は車に12本パックとかを積んでおけば、
毎日の分とホテルで飲む分をぱっと
取りに行けるので重宝します。毎回水を
どこかで買わないと、というのは気持ち
的にもストレスです。

・ユーロトンネルは、チェックインを予約時
間(列車の出発時間)の1時間前には済ま
せたほうがいいです。30分前は危険。た
だ、前後2時間は確かペナルティもなく
変更可能(というか変更手続き自体が
不要)なので、神経質になる必要はあり
ませんが。

・カレー側よりもイギリス側のほうがはる
かに混んでいましたが時間や曜日で
変わるでしょう。イギリスのレジスタード
トラベラーは、車でも入国がすぐだそう
です。そう言われました(ただ家族とだと
通常扱いになると)。

・フランスの高速道路は非常に整備状況
がよいです。サービスエリアも、充実して
います。トイレやちょっとした広場だけの
場所もありますが、20キロおきくらいに
ガソリンスタンドもあるので問題なし。

・高速は有料。インもアウトも無人です。
インはチケットを取るだけ(日本のみたい
に)。アウトはキャッシュ、カード、ETCみた
いなの。筆者はすべてキャッシュで。ただ
無人なので、機械にお金とチケットを
入れてバーが上がるタイプ。

・ディズニーランドは、公式ホテルとパ
ートナーホテルを使分けするのがいいと
思います。筆者たちのように初日は夕方
に来て寝るだけであれば、パークに入る
チケットもいらないので、パートナーホ
テルの安いところで十分(ビレッジには
入れるので)。初日から公式ホテルでは
お金を無駄にします、若者では初日の
夕方から夜の花火まで、もありでしょう
が、子持ちではせいぜい夕食込みで
8時すぎくらいなので。。東京のディズ
ニーランドホテルのように、公式ホテル
でも隣接ではないです。バスや徒歩、
車での移動があるので遊んですぐ
ホテル、ではなく、移動も考慮する必要
があります。

・ディズニーランドは、子持ちでは3日が
目安としていいと思います。最終日は
帰るとすれば2.5日程度です。学校が
休みの時期はやはりパークもホテルも
混みます。エクストラマジックアワーを
毎日使うと、朝は朝食もあるので、最
低6時起きが続きますし、少しずつ大
人は疲れが溜まります。

・パークは二つあるので、1泊では明ら
かに短すぎです。パークだけと決めて
も、結構厳しい印象を受けました。パート
ナーホテルではマジックアワーがない分、
10時まで待つ必要があり、ひたすら人
の波と列で時間を潰すことになりかねま
せん。

・公式サイトでホテルとチケットを取ると、
ハーフボード(朝食とランチ)がついて来
るケースが多いと思います。このハーフ
ボードはランチでは使わず、ディナーの
ビュッフェにした方がお得です。

ランチは、乗り物の列やファストパスで
時間が読めず、かつファーストフードが
基本になります。一方、ディナーのホテル
ビュッフェはデザートやサラダ含め、かな
り充実しており、アルコール以外はドリン
クも無料で1杯ついてくるので子持ちには
重宝します。筆者たちは2泊ともディナー
のビュッフェにしました。コンシェルジェで、
ハーフボードのディナーブッフェと言って、
予約はした方がいいです。子持ちだと
パレードが終わって帰るケースが多いの
で、7時台はかなりの混雑。予約なしだと
予約してから戻ってと言われたご家族も
見ました。

・最後に、パーク2つの乗り物は東京より
も高め制限が多いです。スペースマウン
テンは1.32m(なのでいつも空いてる)。
もっと高いものもあります。最低でも1.02
ないとスリル系は全く乗れません。微妙
に1.07制限もあります。1.2あれば大抵は
大丈夫です。なお、子供が絶対に参加し
たいと言っていたジェダイアカデミーは7
歳以上(12歳まで、フランス語or英語が
問題ないことが前提)なので、参考に記
しておきます。


以上が旅のヒントでした。




②以降は項目を分けて細かく綴ろうと
思います。





土曜日, 10月 22, 2016

フランスのディズニー 車で

今夏、東京ディズニーランドでじいじばあばと楽し
んだ子供たち。

この秋は、ハーフターム(学期の中間休み)に休暇
を取って、フランスのパリ郊外にあるディズニーラン
に行ってくることにしました。折角なので、北部の
小さな街にも行き、泊まってきます。













車で












珍しいことではありません。むしろ普通の選択肢
の一つ。

イギリスから欧州大陸には、フェリーか、海底トン
ネルを走る列車に車ごと乗るか、ユーロスターか、
飛行機かの選択があり、どれもメジャーです。

スペインにもフェリーで車ごと行けます。バイクも。

今回は海底トンネルを走る列車に車ごと乗って、
自分の車で行ってきます。

35分でイギリスからフランスへ。メリットはコストと
自家用車の自由度。

コストは片道50とか60ポンド台(車あたり)でして、
他の手段と比べると安いです。直前でとっても
最大で片道80ポンドくらいな印象です。


家族4人で、パリ行きフライトを、かなり早く押さえ
ても140ポンドから150はするでしょう(一人)。しか
も、朝7時とか8時のフライト。ちなみに、今週末い
きなり行きたいと決めれば片道一人340ポンド。
一人ですよこの値段。


この違いは大きいです。











ディズニー 場所はここ パリ郊外
























車の自由度は言うまでもないでしょう。広いフラ
ンス。ファミリーで電車とバスを駆使するには
厳しいものがあります。

自家用車なら寝れるし店に寄れるしオムツもか
えられる。小さな街にも行けますね。





怖いこと。






右側通行







これです。日本とイギリスで、左側通行に身体が
慣れている。

ポルトガルとジュネーブで苦労しました・・特に
ジュネーブは路面電車もあって・・・


無意識に交差点で右側から確認して前に出よう
としてしまう(実は左から猛突進してくる車アリ)。

走行車線と追い越し車線の混同(特に交差点
の後、一瞬わけがわからなくなる)。



とにかく、交差点は左から確認、曲がるときは
常に右右右右(に行け)と唱えるほかないです。

中心部には行かないので、田舎道路を通るだけ
だと思います。ひっそりと。

安全運転で、亀戸天神のお守りを信じて、行って
きます!

フランス交通ルールは色々あるので、また本編
でご紹介します。







三角灯とベストの携行は法で必須なようです
フランスは



















月曜日, 10月 03, 2016

ダルウィニーを飲んでみた

10月に入り、ビール消費がますます減りつつ、
温かい飲み物に惹かれる週末・・・


そう・・・






ウィスキーへの誘い






です。日の出は午前7時を過ぎ、6時半には
日没。気温は下は8度、上は15度くらいにな
ってきた最近。

長い冬がやってきます。

そんな週末、少し前に買ってあったダルウィ
ニー Dalwhinnie 15年を飲んでみました。

ハイランドのウィスキー。1898年から。

スコットランドでも最も高い標高にある蒸留
所だそうです。

箱の裏面を見ると、ダルウィニーとは、古く
は meeting place を意味するそうです。







スコットランドはローランドとハイランドに分か
れるのですが、高い(北)のエリアにあるのが
ハイランド。

観光でも有名なエジンバラはローランドです。

ハイランドは厳しくも美しい自然のエリア。
ネッシーのネス湖もある方面です。














ディアジオのクラシックモルト6銘柄の一つ。

筆者の好きなクラガンモアとタリスカー、ラガ
ブーリンも入っておりますが、外れがないので
定番とも言えるでしょうね。









蒸留所の場所はここ。たしかに山地です。
























これがボトルと箱。どっしり幅広で重鎮ぽい
雰囲気。


































ボトルを観察。











































The Gentle Spirit










渋い・・・ 




スピリッツ(蒸留酒という意味もあるし、気心、精神
という意味でもありますね)にジェントル(寛大な、穏
やかな、立派な)をかぶせるなんて。




香りはフルーティ。軽やかで、スッと消えます。キツ
さなし。スモーキーさやピート香も驚くほどない。

ジェントル。クセがないです。






さて味わいは。

口に含むと、甘さが先行します。まさにジェントル。
これが特徴的です。

その後で、フワーッと口の中に広がる揮発感の
清々しい残り香。かなり長く滞留します。全体的に
ずっと甘さが口の中を支配するので、飲みやすい。

スコッチ初心者や女性でウィスキーに興味がある
方にも自信をもっておススメできます。


素晴らしいです。アマゾンUKで253人レビュー4.5点
は口コミとしては正しい評価でしょう。万人受けする
スコッチ。


局面としては、くつろぎの時間にぴったり。食後の
団らんや友との語らい、一人で読書など。優雅で
落ち着いた雰囲気に良いでしょう。



キッつい酒をくぅーっと飲みたいささくれだった気分
の時のお酒ではないです。

なぜなら、ジェントルな酒ですから。大人のお酒。


ハイランドのお酒は、厳しいエリアでありながら人
に優しいようです。人と場所を選ばない、ハイランド
ウエルカム。

やはり、行かねばと思うのでありました。


PS
棚が充実 秋に備えて