月曜日, 6月 09, 2014

旅の友よ・・・余生は安らかに過ごせ


当たり前のように寄り添ってきた友が、
当たり前でなくなるとき。

そんな出来事がありました。

筆者の社会人生活15年近くを見続け
てきた、大事な友です。












これ。名もなき友。
































筆者が社会人になって2年目、初めて
の海外出張用に買い求めたトラベル
クロック。

まだ当時は結婚していなかった妻と
新宿に買い物に出た時、今度出張行
くんだということで、買ったもの。

あの日のことはよく覚えています。




それ以来、ありとあらゆる宿泊を伴
う出張には必ず持っていきました。

慣れた目覚まし時計が一番よい
です。安心します。




いつしか、プライベートの旅行にも
持って行くように。

公私なんであろうと、枕もとのデスク
などに気軽に置くには最高の使い勝
手。


この時計の良いところは、丸い小さ
い電池で動くので軽く、置くための支
えの部分が時計のフタにもなってい
る点。

パタッとたたんで鞄に放りこめます。

また、目覚ましにはスヌーズ機能も
付いています。余計な機能はなし。



先日、この時計がついに音が鳴らな
くなりました。


最初は電池が切れかかってるかな
と思い、交換したのですがダメ。

時は普通に刻んでいます。。。

ロンドンに来てからは、1年半これを
ずっと毎朝の目覚まし時計に使って
いました。

日-米-英と一緒に過ごした時計。


今は絶版となり、販売されていませ
ん。いい時計だった。飽きの来ない
デザインと必要最低限にして、
十分な機能。
















おじいさんの時計















には早いですが、まだちゃんと動くので、
デスクのクロックとして余生をのんびり
刻んでほしいです。


なんだか、置いて行かれた気分で、少
し寂しかった出来事でした。


今月、日本への出張があります。

仕事の出張としては、2週間という長い
ものです。

2週間フルの出張は、この時計を買って、
初めてともにした最初の米国出張以来
です。不思議だな。



今回は君を連れて行くのはやめますが
頑張って行ってくる。家族を頼んだ。