月曜日, 11月 25, 2013

しつこく・・・バイクで紅葉狩り


妻に感謝です。






現在、イギリスでは日の出は7時
33分。毎日数分ずつ後ろにずれ
ていきます・・

この日曜は、しつこく紅葉狩りに
バイクで出かけてきました。

朝7時出、戻りは10時半の3時間
半コース。暗いうちから世の中が
ちゃんと動き出す前に戻る。



当てずっぽうに行くのではなく、
どこが紅葉が綺麗か調べていき
ました。

昨日のビスタービレッジの道中
かなり綺麗だったので、二匹目の
ドジョウ探し・・・



とはいえ、ド北のスコットランドに
は日帰りでなぞ行けないので、せ
いぜい片道1時間ほどで行けると
ころをチョイス。

往復3時間で戻ってこれれば、午
前10時戻りなので、なおよいです。


欲張りにも、ナビに二つ目的地をセ
ットしました。

一つ目の目的地は、ここです。
Salcey Forest という場所。






大きな地図で見る










高速のM1で北へ1時間。












途中・・・ 


いきなり諦めました・・












この日は曇りの予報でしたが、あい
にく時折雨が時々ぱらついていまし
た。








シートバッグも付属のカバーで覆っ
てみました。これは便利です目立つ
し。日本の製品は本当にかゆいとこ
ろに手が届く。





































完全防水のガーミンのナビも
好調快調。

CRF250Mもビュイーンと、相変
わらず軽快なラジコンのような
軽いエンジンで頑張ります。

いやあ、いいバイクだ・・これ。







始終4度か5度。


寒い。特に高速。

いや、身体は全然平気なのです。
完全防備なので。

手先ですね。

ゴールドウィンの真冬用のグロ
ーブに、一枚薄手なアンダーア
ーマーのランニング用のを入れ
ても、高速で1時間乗るとダメで
すね。

冬は休憩が増えるわけです。

バイク乗りの方にとっては常識
ですが、結局寒いのは末端だけ
です。もともと筆者寒がりでは
ないです。


手先、足先、鼻(というか鼻水が
出る)。

それ以外は、重ね着で、腕から
身体全部、足まで全く寒くありま
せん。貼るカイロで背中なんか
ポッカポカ・・・ダウンを入れて
ますし・・



足先も筆者は厚手の靴下に
ドクターマーチンのブーツで、
寒さ知らず。


手の指、これは特に本当に先っ
ぽの第一関節です。

ここが寒いだけで、相当辛い
ですね。かじかんできますか
ら、感覚も薄れますし、疲れ
も増す。



ということで、

あと16キロのところで、サービス
エリアに入り、コーヒーを飲んで
いたら十分幸福な気分になりや
めました・・・・




ちなみに今回はニューアイテム
あり。旅の仲間。

姉から妻がもらった、サーモスの
魔法瓶。頼んで借りていきました。

お・・これは寸胴の形、サイズ的
(350ml)にもいいぞと、挽いた豆で
淹れた熱々のコーヒーを入れて持
っていきました。

これをサービスエリアで飲んでい
たら、紅葉はもうどうでもよくなって
しまったというわけです。










たまらんわぁ・・生き返るー

































もう一か所家に近い方に早めに
進路を変えて、戻ります。

バイク乗りにとって大事なのは、
無理をしないこと。

あっさり進路を変えて、安全な
道を取る柔軟さが大事。

無理するとろくなことがないで
す。常に余裕をもって。





Woburn Abbey ここも公園みた
いな場所のようです。














大きな地図で見る







M1でロンドン方面に少しだけ戻って、
A道路を進みます。楽しいA道路。

ちょっとした街なんかも通って、そこ
で暮らす人の息吹を感じます。










でも途中からは誰もいない・・・

でもこれが楽しい。


























結局目的地周辺に着きましたが、
紅葉は先週だったかなピークは。



散りまくり。


でも、絨毯状態です道路わきは。

これは綺麗だった。





















































近くの森(ゴルフコースかも)はこ
んな感じ。





晴れてたら壮観だったろうなぁ・・・





























まあ世の中そんな甘くないわけで、
これが見れただけでも、いや、イギリ
スでバイクに乗れているだけでも妻
に大感謝です。


今日は140キロ位のショートツーリ
ング。でも、休憩もたくさん取った
し、ちょこちょこ止まっていたので
もっと長く道を走った気がします。






ちなみに、ここ最近高速に乗って思
うのですが、250ccのバイクだから
か、単気筒だからか、高速道路
(筆者はだいたい60マイル、約100
キロ巡航 -イギリスは法定速度上
限高速は70マイル112キロです)に
乗ると途端に燃費が落ちる気がし
ます。

これが、A道路で時速40-60キロくら
いで気持ちよく走っていると全然ガ
ソリン減らないのです。



単純に、250だからスピード出すと、
エンジンの回転数がバビューンと
上がって、風の抵抗もあるしガソリ
ンがどんどん消費されるのでしょう
か。

とはいえ、よく聞く、250ccは高速
疲れる、というのは感じません。

100キロ位なら振動もないですし、
エンジンが悲鳴を上げている感
もない。いたって静かで真面目
な様子です。

150キロ程度のデュアルパーパス
というせいもありましょうが、本当
に楽です。

これがリッタークラスのツアラー
やスーパースポーツだったら、
イギリスの小路を楽しむのは
本当に体力が必要かもしれま
せん取り回しが。

景色がいいので、ちょこちょこ
降りて写真を撮ったりするにも、
250からせいぜい上は600くらい
がいいでしょうか。

それより上になると、それこそ
高速で移動して終わり、になっ
てしまうかもしれません。



あともう一つ。ヘルメット。

筆者、日本のヘルメットを取り寄
せて使っています。アライです。

これ。一番下の赤と白のやつ。

欧州でもほぼ似たモデルが入
手可能です。色は最近ようやく
拡充してきました。


これが抜群によいです。

今日は雨も陽射しも体感したの
で、よさがわかりました。

何がいいかというと、帽子のつ
ばみたいについているバイザー
です。

まず、軽い雨の水よけになります。

ちょっと顎を引けば、バイザーが
ひさしになるのです。

また、まぶしい時にはこれがまさ
にバイザーになります。

デュアルパーパスのバイクとも
デザイン的に合いますし、おスス
メですね。

日本のメーカーはいいなぁ・・・
いい仕事してるよ皆さん。

欧州でもSHOEIかARAIですし。


そんなことを思いました。

いずれにせよ、妻に感謝です。

今日は本当に楽しいツーリン
グでした。

月曜日, 11月 18, 2013

一応まだ秋 バイクで紅葉狩り

日曜早朝、日の出前くらいの7時くらい
から9時まで、バイクで少し出てきまし
た。


妻に感謝です。


気温は9度位。今日の最低は4度位
のようです。

特にあてなく、高速にぱっと乗って
途中で降りてA道路に。

燃料ゲージが2つから1つになったの
で、ガス欠が怖く、大事を取って早々
と高速を降りたということもあります。

ナビは最寄りのスタンドを探してくれ
るので、今日ほど感謝したことはあり
ません。









給油。5リットル少し・・・なーんだまだ
2リットルもあったのかあ かなり焦り
ました




























このスタンドは酒も売ってる・・・うーん


さて、ロンドンは曇り。ただ筆者が出た
山間部は少し霧が出ており、ヘルメッ
トがじんわり濡れてきます。



ロンドンは本当に天気が変わりやすく、
雨でも降られたら最悪なので、常に筆
者はレインパンツを着用しています。

夏でもです。

ウィンドブレーカーにもなりますし、ゴ
アテックスなので下に重ね着しても蒸
れない。

上は、ヒートテックや長袖を重ね着3枚。
さらに貼るカイロ。

その上に、モンベルのダウンをインナー
として着て、ゼニアスポーツのハイウェ
イジャケット。ポケットが多く、腰を絞れ、
手と首はぴったり閉じられるショート
コートです。立てばおしりくらいまで隠
れる。

寒さ対策はここまでできればほぼ完ぺ
き。ホクホクです。

手袋は、ゴールドウィンのゴアテックス
リアルライドウィンターグローブ。これ
は長時間乗ると手はまだ寒くなります。

帰りは中にアンダーアーマーの薄手
のランニンググローブを入れて2枚。

日本でゼファーに乗っていた時にや
ったら快適だったのを思い出しました。

靴はドクターマーティンの編み上げ
ハイカット。

山でもまだ葉っぱは散りきっておら
ず、紅葉中。場所によっては、木々
のアーチが道路を覆っています。

高速にはないワインディングと景色
です。

曇りなのは残念でしたが、自然と一
体になれるのは、ライダーの醍醐味
です。

A道路は速度も遅めで車もほとんど
通らないので、本当にライダーには
天国のようなところ。

ただ、ガソリンスタンドだけは気をつ
けねば。











行くよ、イギリス





















行き帰り僅か2時間少しのお出かけでも、
このような楽しみができるのは英国のよ
さであると思います。

9時過ぎに戻り、コーヒーを楽しんだ筆者。

今度はサーモスにコーヒー入れて行こう。


妻に感謝です。

コーヒーひと手間

昔からコーヒーをたくさん飲む方です。

職場でも、コーヒーだけで1日5杯くらい
は飲みます。

時々、ローストした豆も食べてます。
カフェイン中毒かな・・

同僚のイギリス人に、それを見られ、














うわ、豆食べてる・・・




おいしいよね















え?お前もか。仲間よ。





量も多い。がぶ飲み。

ただ豆にはあまりこだわりはなく、インス
タントで十分、というよりインスタントが
結構好きでした。手軽に濃さを調節でき
るので。

妻もコーヒーが好きで、筆者よりも味に
はこだわりがあります。インスタントは
まず飲まない。お湯を上からパーッと
入れてドリップする出来合いのありま
すよね、ああいうのを飲んでいます。




最近寒くなってきたし、コーヒーを少し贅
沢な時間にしようと思い、親が来た時に、
日本の手で豆を挽くアイテムを買ってき
てもらいました。カリタの定番。

イギリスは、電動ミルは多いですが、手
でガラガラ回して引くのはほとんどあり
ません。

日英のアマゾンで調べると、日本は本
当に道具に対して細かいこだわりがある
ということがわかります。

日本のコーヒー文化はすごい。


さて、豆ですが、あの挽いている時の香り
がたまらないですよね。まず袋をぱっと
開けて香りを楽しむ。

挽きながらぽわーんと空気にあふれる
あのほのかな甘い香り。

コーヒーを楽しむのはここから始まって
います。



手で挽くミルだけ日本で買って、あとの
コーンや複数用ポットはイギリスで。

豆はアマゾンで検索するとトップで出て
くるイタリアの豆。高評価。安い。

最寄りのスーパーにも売ってたので
買ってきました。

結局今回、全部で


・手で挽くミル(カリタ)
・コーン(フィルターを受けるやつ、これ
もアマゾンで買ったらハリオのセラミッ
クのだった)
・複数人で飲むときの大き目のコーン
とサーバーのセット
・豆
・ステンレスの計量スプーン

を買いました。楽しい。























土曜の朝、さくらにガラガラやってもらい、
一杯。























美味・・・
喫茶店の味だ・・・






想像以上でした。何より、本当に楽しい
贅沢な時間。

平日は朝バタバタするのでのんびり
出来ませんが、これがあるだけで
週末の朝なんか起きるのが早くなっ
てしまいます。


冬は熱いコーヒーで乗り切るぞっと・・


水曜日, 11月 13, 2013

両親が来た!

7泊8日で、両親がイギリスに遊びに
来てくれました。

心底嬉しかった。

筆者の父は、かつて大病を2度して
奇跡の生還を遂げ、今はピンピンし
ているラオウのような大男です。

とはいえ、長時間のフライトは躊躇
してしまい、筆者がNYにいる時に
は来ずじまい。

お母さんを一度もNYに連れて行っ
てあげなかったのはお父さんのせ
いだと、ネチネチと筆者が文句を言
い続けたのが効いたのか、今回は
早々とお母さんを連れて(というか
母はもう春に一度来てる・・)、遊び
に来てくれました。















ビジネスクラスで

















人生の集大成として一生に一度くら
いビジネスでさ、ほら、体調も不安だ
しさ・・と促した筆者。

母が思いのほかリーズナブルなツア
ーを見つけて、ANAで渡英。

筆者的には、その値段だったらビジ
ネスクラスのチケットだけでも買えな
いだろ・・という値段。不思議ですね
ツアーって・・

夫婦限定。渋い。


結構すごいツアーですこれ。

中身はプレミアムなものではなく、ごく
一般的なエコノミーのツアーと、回る
先は一緒らしいのですが、フライトだ
けビジネス。あとはバスが一人で二席
確保。

マナーハウスもあり、よさげ。

ロンドンのホテルは中心部から30分
ありますが、それに目をつむれば
設備はかなり良いホテルです(ノボ
テル)。相当良いホテル。

湖水地方、コッツウォルズ、バース、
陶器の街、などなど巡り巡って、
最後はロンドンで正味二日半。

筆者とは土曜の夜から、月曜の
午前まで一緒に過ごしました。

土曜はホテルに行って顔合わせ。

疲れも見えず元気なのには驚き
ました。

日曜は筆者の自宅に。朝6時半に
ホテルまで車で迎えに行って、夜ご
はんまで自宅で一緒。

さくらの学校も見てもらいました。

母は筆者が書いたポリッジが気に
なるらしく大量に買い込んでいまし
た。

母は本当に元気。すごい。好奇心
の塊で、止まると死んじゃいそう。

月曜は朝イチでロンドンアイとタワ
ーブリッジ、そして筆者の秘密の職
場を見せて(秘密だから入り口だ
け)、歴史あるシティのパブでランチ。

ホテルに14時に一緒に行って、晴
れて終りを迎えた旅でした。

少しは親孝行できたかな。

60を過ぎた両親。まだまだ世界は
見るところが多いよ。元気でまた
おいで。

今度はスコットランドや北欧に一緒
に行こうよ。

お母さん、ハガキ読んだよ。
お礼を言うのはこちら。ありがとうね。

お姉ちゃんとチャンによろしく。






ド晴れの冬のロンドンにラオウが来た
(プライバシー保護のためラオウの顔は隠してあります)