お隣の国アイルランドは首都ダブリンを再度
訪問。
前回の訪問記はコチラです。
今回は2度目ということもあり、気分的に少し
楽です。
野暮用のある場所も同じなので、なんとなく
土地勘が少しついています。
ただ、直前までダブリンのことを調べる暇は
なく、ぶっつけ本番の訪問ということは同じ。
しかも今回はぎりぎりまで行く余裕があるか
分からなかったので、フライトとホテルの予
約は3日前の夜。
予算の枠も決まっているので、ぎりぎりの
予約は厳しかったです。
結局ホテルは前の場所は予算を越えてしま
ったので、別のホテルにしました。
また、フライトもちょうどいい時間の分はかな
り高くなるので、少なくとも金曜戻りは、夕方
の戻りよりも150ポンドくらい安い、夜のもの
にしました。
しかし!
災い転じて福となるとはこのこと。結果的に
このチョイスがよかったです。
まず、ホテルははるかに今回のほうがよかっ
たです。ダブリン中心部の大型ホテル、しかも
wifiがフリーかつ、部屋がかなり広い。
前回は少し寂しい場所だったので、食事をす
るのも近くのローカルパブ一つという選択肢。
今回は目抜き通りにあるので、かなり色々選
べます。
あとでこちらの人に聞いたら、このホテルは
相当有名なようで、よい選択をしたねと。
あとは、帰りの時間が遅かったので、野暮用
が午前に終わってからは夜まで半日時間が
あります。
多少市内観光ができます。こののんびりした
スケジュールが良かった。金曜日だったと
いうこともありますが。
ちなみに、この数日間のダブリンの強風の
影響で、行きのフライトは2時間遅延。
飛んでよかったですが、結局ホテルに着いた
のは夜10時過ぎ。
猛烈にお腹が空いたので、外に出てフラフラ
していたら韓国レストランがあったので、プル
コギをライス込みで持ち帰り。
深夜の夕食を久し振りに食べました。。
翌日は快晴。
早朝の市内です。人影はまばらですが、昼前
にはかなり賑わいます。
路面電車も走っています。古い街には多いです
よね。
街の一つのシンボルである川沿いも美しいです。
橋が絵になります。
野暮用を終え、ビジネスの相手とコーヒーを
ともにするために、最近できたというホテル
に移動しました。
仕事の話はしないで、家族のことやアイルラ
ンドのことを雑談。
今日のスケジュールを離したら、是非その
時間なら市内観光がちょうどいいよと教えて
もらいました。場所を二つ三つ聞いておき
ました。
ちなみに、アイルランドはフランス語に似てい
て、たいていの人はフランス語も話せると。
ちなみに、この時一緒にコーヒーを飲んだ方
の一人の女性は、フランス語とドイツ語とスペ
イン語も話せ、英語とアイルランド語も合わせ
て5か国語可能と。
そんなに珍しいことではないと涼しい顔でし
た。かっこいい。
しかし、海外勤務の機会はないと。。。ふむ。
男性の方は日本にも駐在していたことがあり、
かなり日本通ですが、内示から4週間で赴任
が辛かったと。これは確かに日本人でも辛い。
さて、野暮用は午前で終え、いったんホテル
に(徒歩で!)戻って荷物を預けました。
身軽になって(でもスーツ)、さてどうしようか
と、まずはホテルのデスクで地図をもらいまし
た。
なんせ、携帯も海外ローミングしていないので、
自分がどこにいるのかまだよくわかっていませ
ん。
中心部のとにかく便利なところということ以外
は情報がないです。
目抜き通りを歩いていたら、アレが・・・
ほら・・・
周遊バス!
乗り降り自由の市内周遊バスです。
2階が窓なしのあれです。
しかも民間の公認オフィシャルバスで、空港ま
での別のバスにも、2ユーロ追加で払えば
乗れると。タクシーだと30ユーロくらいかな。
筆者が乗ったのとは別にもう一つ公認の乗り
降り自由の同類のものがありますが、ホテル
に近い方を選びました。車体は赤。
この周遊バスは15分に一本走っていて、空港
へのバスは10分に1本、ともに筆者のホテルの
ほぼ前に乗り場があります。
これだなと即座に決め、パンフレットともども
もらって乗車。
しめて20ユーロです。
HPより
わー楽しい。車内は音声ガイダンスがあり、イヤ
ホン(無料貸し出し)で日本語もあります。
ドライバーさんによっては自分で全部説明する人
もいて、これが愉快。
全部はわかりませんが、おおよそはわかります。
時々歌も交えてくれて、観光気分を盛り上げてく
れます。
ダブリンはコンパクトな街なので、このバスでほぼ
有名どころをカバーできます。
途中で降りてちょっと散策して、また乗って、、の
繰り返しであっというまに数時間。
つまり、半日あれば十分です。3時間くらいでも楽し
めると思います。
まずは、午前中に勧められた、大学に行ってみま
した。市民に開放されていて、散策するだけでも
楽しいと。
バスに乗って10分ちょっと、すぐ到着。
混雑しています。
なんと、卒業式でした(でも解放されてる)。
スーツ姿の筆者、誰かの親のように見えたかな。
上の写真は校舎側ですが、反対側はグラウンドも。
校舎の中の掲示板は、こちらの大学のクラブの
勧誘ビラなどが貼ってあり、見ているだけで楽しい
です。
ちなみに、ちょうどランチ時だったので、、、、
学食寄りました
卒業以来です。学食でランチ。まさか14年ぶりの学食
がアイルランドとは思わなかったです。
たっぷり食べました。特にマッシュポテトは名物なの
で肉といただきました。
大量。。。スープは野菜ベースの煮込みに近いです。
お腹もいっぱいになり、大学を出て再びバスへ。
次はダブリン城ですが、今は閉鎖中のようです。年
初から6月だと思います。
周辺を歩いて再びバスへ。
続いて、本日のメインイベント・・・
ギネスビールの工場
です。ギネスビール、ご存知ですよね。黒ビール
と言えばアイルランドが誇るギネスビール。
筆者も好きです。日本にいるときも、時々、あの濃
厚なビールを飲みたくなり、ちびちびやってました。
スーパードライや一番搾りも好きですが、あの味
わうギネスの味はたまりません。別の飲み物です
ね。
ここは工場の敷地にあるのですが、博物館に近い
です。作っている現場を見ることはできないで、歴
史やビール造りの過程、広告、お土産屋がセットに
なっていて、最後に試飲できます。
大人は結構楽しめます。
へ~、ビールってこうやってできるんだとか、社会
科見学に近いです。
試飲は少しですが、香りと味をじっくり感じて飲む
ギネスは格別です。
レストランやバーも上層階にあり、家族で食事を
楽しむこともできます。
昼時に入れれば、ちょうどご飯を済ませることが
できますね。
お土産を買って、大満足です。
工場限定のビアマグ(左)と真ん中の1パイントの
グラス(ダブリンver. これはペアです)を購入。
下の写真は、家に帰って、あった缶ギネスと記念
撮影したものです。ダブリンと書かれているのが
気に入っています。
こうしてここを出てあとはバスに揺られてホテル
の前まで。
荷物を受け取って、今度は空港行きの大型バス
に乗って帰途につきました。
5時前くらいにダブリン空港について、会社に連絡
を入れ、何もないことを確認したのち、バーでギネ
スを飲みながら、この1日を振り返りました。
結局自宅に着いたのは9時くらい。
慌ただしい旅程でしたが、効率的な時間の使い
方ができてよかったと思います。
まとめ
・ダブリンは1泊旅行がちょうどいい
・夕方くらいに入って食事を楽しんで、次の日に
周遊バスで全体を観光 ランチは学食かギネス
の工場
・夕方の便でロンドンに戻れば、完璧
・これなら、日本からの旅行者でも、1日半あれば
ダブリン旅行を組み込めます
・アイルランドはとにかく味があって、気に入りま
した 美しい石畳、水の風景、格著高いジョージア
ン建築と個性的な扉など、一見の価値ありです