年に一度の健康診断に行ってきました。
全部で2時間ほどかけて行う人間ドックのようなものです。
今回から超音波検診や食道~胃~十二指腸の内視鏡検査も
加わります。
胃カメラは全く初めての経験だったので緊張しました。
経口をお願いしましたが、思いの他すんなり。呼吸の仕方に
コツがあると感じました。
結果は、特に速やかに検査が必要だったり、組織を採取する
必要はありませんでしたが、筆者の年齢にしてはやや気にな
る大きさの症状が。。。
バレット上皮
なる症状です。これがあったり、大きくなるとバレット食道と呼ば
れるものになり、少し注意が必要だそうな。
そこで色々調べてみました。
「本来、食道粘膜上皮は扁平上皮であるが、胃食道逆流による
粘膜障害の再生過程において、下部食道粘膜が食道胃接合部
より円柱上皮に置き換わったものをBarrett(バレット)上皮という。」
「Barrett食道と診断された場合には定期的な観察が重要である。」
(病気がみえる①消化器 メディックメディア)より
プロ向けは難しい・・・ですね。
逆流性食道炎(胃液が食道に逆流して起こる食道粘膜の炎症)
の一つのケースです。
つまるところ、胃と食道の境目の、食道側のエリアが、胃液の逆
流によって炎症を起こし、それが再生される過程で本来の組織と
は異なったタイプのものになってしまった、ということです。
確率の問題ではありますが、食道ガンの原因にもなるものだそう
で、エリアの範囲として、3センチ以上が目安となるそうです。
がんというのは結局組織の異常なので、このケースのように、
組織が何度も再生を繰り返すうちに、変質しやすくなるそうです。
筆者の年齢にしてはやや大きい2センチ台で、来年また確認しま
しょうと先生。
うーむ。。。
欧米でかなり多い症例で、日本人でも急速に増えているそうです。
食生活の変化がじわりと影響しているのでしょうかね。
予防としては、就寝前の食事を避ける、減量、禁煙、節酒など、
生活習慣に頼るしか。。。
とにかく、暴飲暴食を避け、規則正しい生活を送るしかないようです。
たまに飲み過ぎはありますが、それ以外はかなり健康体だと思うの
ですが。。。普通にケアしようと思います。