水曜日, 11月 21, 2007

欲張りイタリア旅行記④; ローマ 遺跡めぐり

ミラノで滑り出しよくスタートした後は、ユーロスターでローマに
移動しました。

4時間半でしたが旅行中の軽い興奮状態のせいか、長いとは

感じませんでした。






















ローマに着いたこの日は遺跡めぐりでした。



快晴のこの日を喜ぶべきなのですが、直射日光をモロに浴

びて歩き続けるので疲れるのなんの・・・




最初はカラカラ浴場です。変わった名前です。



いまだに、カラカラに乾いた風呂場、という銀河鉄道999に

出てくる星のような解釈を筆者はしていますが本当はどうな

のでしょう?


























スケールがでかくて、ずいぶんと昔にこんなコミュニティを

作った人たちはどんな生活をしていたのだろうと???の

連続です。



続いてコロッセオ。こちらもスケールが圧倒的で、かつて

のローマ帝国の権勢を感じます。



下の写真は中から見たものです。























この日の締めくくりはフォノ・ロマーノの丘。遺跡が点在し

ていまして、さまざまなタイプの建築物があって飽きません。



























ひたすら歩き回って足が棒になりましたが、疲れてナンボの

旅行、達成感があります。ユーロスター乗って遺跡めぐり

なんて、やりたくてもそうできるものでもない、と思ってムチ

打って頑張りました。


たっぷり歩いた後はおいしい料理とワインで体力補給です。









































こうしてローマ初日は体力勝負でスタートしました。




今日の激写;
本文をご覧ください

月曜日, 11月 19, 2007

欲張りイタリア旅行記③; ミラノ 続き - コモ湖

妻の希望で、ミラノ郊外のコモ湖という美しい場所に電車で


行ってきました。1時間くらいです。


片道約1時間、2階建て車両でのんびりの旅です。




















洒落たカラーリングでしょう?平日朝9時頃のチケットを買っ

たのですが、ガラガラでした。快適です。



当然2階に乗り、のんびりした風景を見ながら湖に向かいま

した。



この日は天気は素晴らしかったのですが風が強くて、少し

寒い日でした。



湖ではクルーズに参加しました。いろいろなコースが用意

されていまして、長いものは7時間くらいかけて全部遊覧す

るものも。かなり広い湖なので、それくらいかかるのです。



筆者は一番短いコースに参加してきました。



















綺麗な風景でしょう?筆者の乗ったものはこの1/4くらい

のものです。ボートみたいでしたがスピード感たっぷりで

それはそれでよいものでした。


では、船上から撮りました動画をお楽しみください!









風が強く吹いているのですが、とても気持ちいいのです。


丘に見える白い点々は住居です。別荘がほとんどかと

思いますが青い空とマッチして美しいコントラストです。


クルーズ後は湖畔脇のカフェでパスタを頬張りながら

燦々と輝く太陽の下でのんびりして、この小さな街にも

あるドゥオーモを見た後、ミラノに再び列車で戻りました。


半日程度の日帰り旅行ですが、イタリアの自然に触れ

るいい機会でした。


ミラノに戻った夕方は美術館を回ったり、夕食を楽しむ

時間も十分あるので、ミラノに行かれる方には是非

コモ湖に行かれることをお勧めします。



今日の激写;

本文中をご覧ください

水曜日, 11月 14, 2007

欲張りイタリア旅行記②; ミラノ

皆さん、お変わりございませんか?だいぶ涼しくなってきて、

体も気持ちも引き締まりますね。


こういう時期はごろ寝&食べすぎで太るので、筆者、今夜

は自宅近くのスイミングスクールに行って入会案内をもら

ってきました。



もともと水泳には少し覚えがありまして、健康にもいいので

週末のジョギングと平日の水泳で鍛えようかなあと思ってる

わけです。

さて、今日は少しまとまった時間が取れましたので、更新で

きていなかったイタリア旅行の続きを記すことにします。


初回はこれ。日程を詳しく書いておきました。


今回は最初に滞在したミラノにスポットを当てます。




①最後の晩餐


サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。ここは完全予

約制なのでツアーに乗るか、事前にネットか電話で予約

するか、直接行って運よくあいていればその場で予約す

るという手続きが必要になります。


2ヶ月ほど前から妻がトライしていたのですが、あいにく

予約完売状態なので、当たって砕けろで直接掛け合っ

てきました。

すると・・・


あのおばちゃんのツアー、余りが出ると思うか
待っていてごらん


と受付の方がこっそり教えてくれました!ツイてる!

待っている間にも次々観光客がチケットを求めて来る

のですが、皆お払い箱状態・・


少し待ったら、おばちゃんから規定料金でこっそり
買えました。


なぜあの受付の人は私達だけに教えてくれたのか。


今もってこの旅行の最大の謎です。



ここの左の建物内です-見れてよかった

















②クリーンでお洒落


ファッションと経済の中心地ミラノ。今回の旅行で訪れた

都市の中でもダントツにクリーンで、道歩く人のスーツ率

が高く、上品で洒落た服を着ている人が多かったです。

しかもアメリカと違って肉付きのいい方が少なく、すらっと

していてカクカクした感じのスタイルなのでシャープに

見えるんですよね。



絵になりますねぇ

















路地めぐりも面白い
























③ドゥオーモ



大聖堂のことです。主要都市にはそれぞれあって、これを

見比べるのもイタリア旅行の楽しみでしょう。


ミラノのドゥオーモは、圧巻でした。息を飲むような芸術と

はこのようなものをいうのでしょう、強く印象に残ったもの

でした。

教会のようなものですから中に入ることもできます。当然

中はこれまたすばらしい芸術のオンパレードなのですが、

写真撮影禁止だったので撮ってきませんでした。


ぜひ読者の皆様がミラノに行くことがありましたら、その

目でお確かめください。強くお勧めします。



外も中も一見の価値あり
























































こうして僕らのイタリア旅行はいい調子でスタートしたの


でした。




今日の激写;


本文にちりばめました







土曜日, 11月 03, 2007

健康診断

ありがたいことに、海外赴任から帰国した人間には
帰任者健診なる制度がありまして、ちょっと詳しい
健診をしてもらえます。

会社も、社員が変な病気を海外から持ち帰っていた
ら困るわけです。

ちなみに筆者、NYに行く前はこの赴任検診で、



尿酸値高すぎ



で呼び出しを食らい、再検査を勧められたものの、



いや、ほら、最近送別会続きでビールが・・



と苦しい言い逃れでトンズラしたことを覚えています。
さすがにビビリましたが。

一昨日、この思い出深い健診にまた行ってきました。

いや、ちょっと苦労しました今年は。



便が出ない



下品ですみません。大変だったんですって。

どうやっても出ないのです。筆者、日本に帰ってからも
平日の夜は晩御飯を取っていないせいもありましょうし、
なんか変なもん出たらどうしよ、、という軽い緊張状態
でうんともすんとも・・・

結局健診の日には提出できずでした。

この後が大変でした。

まず、一日中、便のことが気になっている状態、これが
つらかった。衛生上は問題なくても、精神衛生上よくな
い。

それから、スーツのポケットに常に




便取り器




が入っているという違和感。一人気まずいものがあり
ました。

結局丸一日以上×で、帰りの地下鉄で思ったことは・・・



スリが間違えてこれ盗んだら

どういうリアクションするんだろ



と言うこと。





出たー!





って思うのかな・・とか考えるとやたらおかしくて、満員
の地下鉄で笑いを堪えるのが大変でした。

翌日、苦労の末ちゃんと出て、よくがんばったねと妻
にほめられた筆者、俺は子供か、バカか!と自己嫌
悪。

気分スッキリで健診をやった場所に行って渡しに行
きましたが、この日は女性専用の健診日。

大勢の女性が受付でシーンとした中で待っている中、
小声で、


あのぅ、昨日出なかった便もって来ました


とこれまた間の悪いことにとても美しい受付担当者
囁いた筆者でした。

PS
メタボチェック?胴回りを測ったのは興味深かった
です。OKでした。当たり前か・・・


今日の激写; 土曜朝

新築マンションのアドバルーンにウケた



元に戻る断絶

分断されていたものが少しずつ元に戻っていく、それに
止まらず発展していく、そんな喜びを日々感じます。

NYで作らせてもらった新たな人のつながりと、従来から
大事にしてきたネットワークが日本に戻ることで再び
活性化されることで、自分が成長できるような気がしま
す。

自分を自分たらしめるのは、自己の考えを自己がきちんと
認識することがひとつで、もうひとつが自分とつながる人々
のネットワークを維持・広げることですよね。

NYにいたころ、前者は強烈に意識しましたが、後者はそ
れまでの日本でのネットワークから分断されてしまいまし
たから、新たな自分がいたわけです。それはそれで、す
ばらしいことであった、と考えているのですが。

分断された、なんて大げさかもしれませんが、物理的に
姿を見ることができない、声を聞くことができない、バカ
話ができないというのは大いなる欠如であります。

遠距離恋愛がなかなかうまくいかないのも納得してしま
うわけです。

こうしたネットワークに関して、海外に出るといろんなタ
イプがいることに気づきます。

人によってはせっかく海外に来たのに、内向きになる人
もいます。ひとつの例を挙げましょう。

筆者のようなサラリーマンによっては、従来のネットワー
クからの断絶が、日本に戻ったときの会社での自分の
ポストをも脅かすと考えるタイプは意外に多いわけです。

丸一日近い時差があるにもかかわらず、毎晩夜遅く
まで残って、コミュニケーションというピンボケの言葉を
持ち出して、しょっちゅう「俺はここにいるよ」的な電話を
日本に繰り返し、自分の存在を従来の”向こう側のネッ
トワーク”に入れ続けようとする人がいるのです。

NYに来てまで保身、です。黙々と手足を動かして、何か
をまとめたり作り上げた結果でアピールすることがおろ
そかになっているケースがほとんどです。

人間、言葉では何とでも言えます。オリジナリティのあるア
ウトプットが乏しいこの手の方々は、日本に戻ったときに
苦労するのだと思います。今まで何やっていたんだと。

図々しくも筆者の話に戻りますと、自分の気持ちのほと
んどが新たな出会いに向きました。なんとかご縁を作ろ
うと躍起になりすぎたかもしれません。

NYに行って、否応なしに時差や距離があるので、組織
や従来の枠から開放されて(勝手に開放)、いろんな世
界に首を突っ込んでみて、いいほうに転んだ、と振り返
ってみれば思うわけです。

日本に戻ってきて大切だと思うのは、NYでご縁あって
出会えたすばらしい多くの方とのつながりを、遠く離れ
た今こそ大事にして、日本では以前よりお付き合いさせ
てもらった方と昔以上に仲良くして関係を深める、とい
うことが自分を成長させるのだと思います。

まずはまだお会いできていない旧友・先輩・後輩に連絡
をちゃんとして、お顔を拝見するところから始めようと
思います。

今日の激写;
なし