家のことでした。
家のことといいましても、NYの家の退去に関することでは
なく、日本に戻ってからの住まいのこと。
大事ですよね、おうち。ここが安心できる場所・空間であ
るかどうかが毎日のいろんなことに影響してきます。
筆者、NYに来る前に住んでいたアパートがとても気に入
っていたので、真っ先に思いついたのは
あの場所にまた住めないかしら
ということでした。
筆者が前から仲良くしていた会社の後輩に言わせると・・
・・・と冗談では済まされないセリフを言い放つのですが、
まあ上品なエリアではないことは確かなので反論もできずの
筆者。 でも好きなんです、混沌と秩序のはざまっぽいこの
地域が。
しかし、本当に気に入っていたのは物件そのものです。家
賃込みで考えて、これほどの物件を都内で探すのは相当
難しかろうと勝手に思っている筆者。
間取り・設備・環境(日当たりや周りにある店や静けさ)・職
場への距離・時間などを考慮するとここは、
ディープバリュー
と手放しで高く自己評価してしまうわけです。
さて、話を戻しますね。日本にいる時にこのアパートを紹介
してくれた不動産屋さんにNYから連絡をとり、あれ空き予
定なんかないですよねえ、と聞いたら最初はやはり×。
ファミリー向け部分は20戸に満たない小型アパートな上、前
に住んでいた3階よりも上のフロア希望、と我侭条件だった
ので駄目モトでしたが、いざ現実を前にガックリ。
会社が用意してくれる社宅に入ることを決めかけつつも諦め
きれず、ギリギリまで申請をせずにしていました。
そうして1ヵ月後・・・・8月末でした。
その不動産屋さんからメールが来たのです!
朗報!9月後半に空きます!
と。筆者、日頃の行いはそんなにいいほうではないのです
が、ツキがあったようです。しかも5階、角部屋です。前に
住んでいたタイプよりも若干広いものでした。
ラッキーでした、本当に。前に住んでいた経歴があり、素性
も知れているということで、不動産屋さんもとてもよく動いて
くださって、日本に戻った時にサインするだけの状態まで
NYから手続きを進めることができました。オーナーさんも
契約開始日を帰国のタイミングまで待ってくださって、余計
な家賃負担もなしでした。
こうして今、再び日本の生活がスタートしたというわけです。
なんと有難いことか。これでほかの事に一気に集中できる
わけです。
加えて、
若干広いタイプとはいっても間取りはそれほど変わるわけ
ではないので、倉庫に残していった家具やカーテンなどがす
べておさまりよくそのまま使えるのが何より良かったです。
特にカーテンは、高い天井にあわせて作ったものでしたから、
それを駄目にせず再び使えたのは有難かったです。
縁、でしょうか
そんな気がします。スラムとの縁・・・だけど好き。
ラッキーというのはこういうのを指す、と感じた一件でした。
今日の激写; 縁あって再び
キッチンにもドア、ベランダから光
また、ここから始まります