日曜日, 10月 28, 2007

帰省

先週末、筆者の実家、静岡市に行ってきました。

NY行きが決まった2005年春から先月日本に戻ってくるまで
の間、もっとも心配をかけたのは両親です。

NYにいる間は、自立して妻もいる息子への遠慮か、両親か
ら連絡をしてくることは極めてまれでしたが、こちらから何か
と電話やメールで連絡をとって話すたびに、あぁ心配をして
くれているんだなということはビンビンに伝わって来たもので
した。


ありがとう、お父さんお母さん。

俺、風邪ひとつひかずに楽しくやってたよ。ときどき静岡の
ことも考えたよ。




ちゃんと無事に帰ってきた報告と、元気な顔を見せることは
最低の礼儀です。タイミングがいいことにちょうどこの週は
母の誕生日だったので、お祝いもすることができました。

土曜から一泊で行きましたが、日曜は昼過ぎには出る予定
だったので、土曜は朝早く向かって、できるだけ長くいれる
よ うにしました。

いい帰省でした。

他県で働く弟も戻ってきてくれて、久しぶりに家族で食事をと
り、他愛もない話をし、お互いの健康と近況を確認することが
でき、改めて故郷はいいものである、と強く感じました。

また、帰省とはいってもずっと家にいた訳ではなく、自転車で
近くの公園や通った高校、市の中心部まで出かけて静岡市
のにおいを肌で感じてきました。

こうしてまたひとつ、日本での生活に戻っていきます。

今日の激写;
故郷の風景











実家近くの公園から; 奥に見えるのは富士山です











家康が隠居場所に選んだ静岡市-納得














静岡市で焼き鳥・おでんならここ!

木曜日, 10月 25, 2007

住まいのはなし

日本に戻ることが決まってから一番最初にやったことは
家のことでした。

家のことといいましても、NYの家の退去に関することでは
なく、日本に戻ってからの住まいのこと。

大事ですよね、おうち。ここが安心できる場所・空間であ
るかどうかが毎日のいろんなことに影響してきます。

筆者、NYに来る前に住んでいたアパートがとても気に入
っていたので、真っ先に思いついたのは



あの場所にまた住めないかしら



ということでした。

筆者が前から仲良くしていた会社の後輩に言わせると・・



NYからあのスラムに戻るんですかぁ?



・・・と冗談では済まされないセリフを言い放つのですが、
まあ上品なエリアではないことは確かなので反論もできずの
筆者。 でも好きなんです、混沌と秩序のはざまっぽいこの
地域が。

しかし、本当に気に入っていたのは物件そのものです。家
賃込みで考えて、これほどの物件を都内で探すのは相当
難しかろうと勝手に思っている筆者。

間取り・設備・環境(日当たりや周りにある店や静けさ)・職
場への距離・時間などを考慮するとここは、



ディープバリュー



と手放しで高く自己評価してしまうわけです。

さて、話を戻しますね。日本にいる時にこのアパートを紹介
してくれた不動産屋さんにNYから連絡をとり、あれ空き予
定なんかないですよねえ、と聞いたら最初はやはり×。

ファミリー向け部分は20戸に満たない小型アパートな上、前
に住んでいた3階よりも上のフロア希望、と我侭条件だった
ので駄目モトでしたが、いざ現実を前にガックリ。

会社が用意してくれる社宅に入ることを決めかけつつも諦め
きれず、ギリギリまで申請をせずにしていました。

そうして1ヵ月後・・・・8月末でした。

その不動産屋さんからメールが来たのです!




朗報!9月後半に空きます!




と。筆者、日頃の行いはそんなにいいほうではないのです
が、ツキがあったようです。しかも5階、角部屋です。前に
住んでいたタイプよりも若干広いものでした。

ラッキーでした、本当に。前に住んでいた経歴があり、素性
も知れているということで、不動産屋さんもとてもよく動いて
くださって、日本に戻った時にサインするだけの状態まで
NYから手続きを進めることができました。オーナーさんも
契約開始日を帰国のタイミングまで待ってくださって、余計
な家賃負担もなしでした。

こうして今、再び日本の生活がスタートしたというわけです。
なんと有難いことか。これでほかの事に一気に集中できる
わけです。

加えて、

若干広いタイプとはいっても間取りはそれほど変わるわけ
ではないので、倉庫に残していった家具やカーテンなどがす
べておさまりよくそのまま使えるのが何より良かったです。

特にカーテンは、高い天井にあわせて作ったものでしたから、
それを駄目にせず再び使えたのは有難かったです。


縁、でしょうか


そんな気がします。スラムとの縁・・・だけど好き。

ラッキーというのはこういうのを指す、と感じた一件でした。


今日の激写; 縁あって再び

キッチンにもドア、ベランダから光














また、ここから始まります










日曜日, 10月 14, 2007

日本に戻って2週間

日本です。

僅か2週間でどっぷり日本です。

よいですね、やっぱり日本人の血には逆らえません。

自分が常に新鮮で前向きにアクティブであればどこの国
にいても同じでしょうからあまり日本とアメリカの違いに
ついて言っても意味のないことではありますが、2週間で
感じたことを率直に書きましょう。

変わったところもあれば変わっていない部分もありますが、
NYから戻ってきて日本について強く思うのことは、


均質


これに尽きると思います。

いい意味でも悪い意味でも、均質。人間も、サービスも、
クオリティも、メディアも。

んー、んんー、落ち着きますねえ、安心しますね。
なんて”楽”なんだ!

という気持ちと、

この国煮詰まってる・・・

という感覚。若い人間は声を上げて、若くない人間は殻を
破って新しいやり方を受け入れれば、いろんなことがいい
方向に行くと日本はもっと素晴らしい国になりますね。

さて、1週間前にホテルから引越しを終え、この週末にネッ
ト環境がようやく整いましたので、これから何回かに分けて
帰国後の生活に関してブログを綴り、来月中には本ブログ
を閉幕させていただこうと思います。

ネタは、、、、

①住居ドタバタ-でも大成功

②実家訪問-やっぱり一番心配をかけてしまったのは親

③日常の些細なこと

くらいしかないのです。乞うご期待と言うに弱いですが、どう
ぞお楽しみに!


今日の激写;
戻って1週間滞在したホテルから-セントラルパークを思い出す