震災から半月少しが経ち、心身ともに疲労がピークを
迎えていたであろう、3月月末近くのある日・・・
あれ・・・なんか背中とわき腹がピリピリするな・・・
痒みに近いです。ただ、刺すような痛みを時々チックリ
感じます。また、日が経つにつれて、背中からわき腹全
体が少し重い感じです。
筆者、アトピー持ちですが、この時の感じはアトピーと
は全く異なるものでした。
筆者はあまり肉体的な疲れを自覚しないので、この時
は内蔵の疲れを疑いました。ストレスによる胃や腸、
やばい病気だったら困るな・・・と。
しかし、家に帰ってお風呂に入ろうとした時、ふと見た
鏡に映ったものを見て、すぐひらめきました・・
あちゃー、、これは・・・うん、、これは・・・
世に言うところの、、、帯状疱疹ではなかろうか・・・
右わき腹にまるで水ぼうそうのようにぷっくりふくれた
できものが3,4つ並んでいます。
雅子さまもなった帯状疱疹。メジャーな病気です。
水ぼうそうに罹ったことのある人がなるもので、ウィルス
性の感染症。神経に沿って身体の半分側だけに、帯状
に出来るので、ちと厄介です。
原因は様々で、ストレスや体力・免疫力の低下や、ステロ
イド剤の使用歴、遺伝的な要素もあるそうです。どちらに
せよ、筆者はほぼすべてに当てはまる。
忙しさに、食事もあまりちゃんと取っていなかったですし、
何より、仕事をめぐるストレスは凄まじいものがありました。
すぐネットで調べたら、まずこれだろうと確信しました。
とりあえず、次の日は忙しくて病院に行けなかったので、
その次の金曜日の昼休みに行ってきました。
症状を紙に書いて、呼ばれていくと・・・先生がもう帯状
疱疹を説明したパンフを持っています。
やはり・・・そうでした。
診てすぐ、9割がた間違いありませんと。
ただ、薬飲めばOK。一週間分貰いました。
水ぼうそうに罹っていない子供にはうつる可能性がある
とのことなので、さくらと妻を直ちに実家に泊らせ、週末
は筆者隔離状態で休ませてもらいました。
妻は夜来てくれて、色々家のことをやってくれて、また
実家に戻って行きました・・ありがとう。
薬は2種類で、
バルトレックス500
メチコバール500
を朝昼晩1錠ずつ。抗ウィルス薬と痛み止めだったよう
な気がします。
帯状疱疹、悪化した場合はかなり厄介な病気で、この
ペースで仕事続けたらやばいかも・・・と頭をよぎりまし
たが、会社には言いませんでした。
言っても休めるわけでもなく、スーパー忙しい時だったの
で、私も手を休めるわけにもいかない。薬を飲めば治る
し、生活は普通だし。
ただ、それが良かったのかは分かりません。
むしろ、豊かな人生のためには、ちゃんと伝えた方がよ
かったのかなと、治った今、思います。
なにはともあれ、1週間薬を飲んだらスッキリ治りました。
ちなみに、筆者の弟はこれを随分小さい時にやってい
るそうで、やはり針で刺されたような痛みがあると母に
当時伝えていたそうです。
頭で疲れを感じない筆者、身体は正直だなあと思いま
した。今年のアテロームもしかりです。
忙しすぎて、体調崩したら何にもなりませんよね。
ちょっと、考えさせられる一件でした。